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桜

大学院生の就活でのメリット

大学院生になってから就活をすると、職業選択の幅が拡がる?

大学卒業のタイミングで、そのまま就活をするか、それとも大学院生に進むか、進路選択に悩んでいる学生も多いでしょう。
どちらを取っても正解不正解はありませんが、後悔の無い選択をすることが大切です。事前に、それぞれのメリット、デメリットを理解した上で、進路選択を行っていきましょう。

大学院生に進んでから就活をする最大のメリットとしてあげられるのが、職業選択の幅が広がるという点です。
研究職や技術職の場合は特に、大学院を出てからの方が需要が高まると共に、大学院卒業生を対象にした求人情報を増えるため、理想の業種に近づくことが出来る場合も多いでしょう。
研究職や技術職に限らず、大学院卒業生を対象に募集をかけている求人情報も多い為、希望業種にあわせて選択することも大切です。

就職後の待遇や給与が変わることも多い

紙幣と硬貨
大学院卒業生と大学卒業生は就職後の待遇が変わる事もあります。キャリアに関する待遇等を始め、給与面も、大学卒業生に比べ、大学院卒業生の方が、数万円単位で高い傾向にあるでしょう。
初任給の段階で差が出ている事も多く、キャリアアップに応じて給料がアップするごとに、更にその差は開く事もあります。
勿論企業によっても異なりますが、より高待遇で働きたい、より高条件で働きたいという方にこそ、大学院卒業生として就活をすることがおすすめです。

体験や経験をする時間が増え、自己成長しやすい

大学卒業のタイミングで就職するよりも、大学院に進む分、自分の時間が増え、様々な体験や経験をする時間を増やすことが可能になります。
自分で起業をしたり、自分の研究を手広く進めたり、更には、海外旅行やボランティアに至るまで、有りとあらゆる経験、体験をする時間を作れるでしょう。

体験や経験は些細な事でも、自分の引き出しとなれば構いません。自己成長をする機会を設けやすくなることで、就職でもその成長をアピールし、より理想的な就活を行えるようになるでしょう。

就職のハードルがアップする事も

大学院卒業生は、大学卒業生に比べると、技術や知識の面で求められる事が増え、同じ新卒でも、非常にハードルが高くなる傾向にあります。
大学院卒業生だからこその知識と技術、それなりの経験などを持っていないと、何の考えもなく大学院に進んだと思われ、就活が失敗に終る可能性があるでしょう。

求められるハードルが高いからこそ、その分出来る事も増えていないといけないのが、大学院生の辛い所です。ですが、意識的に勉学に励み、大学院に進んだ理由を聞かれた際、キチンと自分に意志を表明出来れば、大学院進学は決して間違いではないと言えるでしょう。強い志を持って物事に取り組めば、この点はマイナスにはなりません。