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グループディスカッションの練習

グループディスカッションの対策

採用選考に増えてきているグループディスカッション

新卒の採用選考にグループディスカッションを導入している企業が増えてきています。

これまでの筆記試験や面接だけでは、把握できない面を見るための取り組みとして導入されています。筆記試験や個人面接であれば、自分だけのことなので対策に困ることはないでしょうが、“グループ”となると、どうしても他の人を交えての選考となります。
コミュニケーションに自信がなく、人と接するのが苦手という方もいるでしょう。

しかし、グループディスカッションで見られているのはコミュニケーション能力だけではありません。議論の場を取り仕切る力や、円滑に議論が進むように調整するスキルなど、様々な視点から見られています。コミュニケーション能力に不安があるという方は、他の面で自分に備わっているスキルをアピールしましょう。

(理系就活生向けの)グループディスカッションの対策方法

まず、グループディスカッションの一連の流れについて解説します。

自己紹介と役割の分担
グループディスカッションをするメンバーに自己紹介をします。
それから、議長や書記、タイムキーパーといった役割を各自に割り振りします。
時間配分
どう進行させるか、議論する、結論を出すといった一連の流れの時間配分をどうするか決めます。
  • 議論の準備
  • 議論するテーマの確認
  • 仮説を立てる
  • 状況の設定
  • 用語の定義
議論
仮説や状況の設定など決めたものに沿って各自の意見を述べます。
一通り意見が出そろったらそれを集約して結論を出します。
結論に至った根拠
議論する状況の設定から議論、それから導き出した結論までの考え方のロジックを整理します。
発表
結論・考え方のロジックまでまとまったら、いよいよ発表です。
選考にあたり、このグループセッションの一連の流れの中で、

  • 自分の意見だけでなく、人の意見にも耳を傾けられる
  • 議論しやすい空気を作る、場のムードを和ませる
  • 議論の流れを読んで、議論がさらに前進するような意見が出せる
  • あまり議論に参加できていない人が意見を出すチャンスを作る
  • 意見を取りまとめて結論に導く

といった点から議論の場においてどう貢献したかということから、備わっているスキルを見極めます。

自分が得意とする役割を見つけてその面を積極的にアピールすれば、選考の上で印象に残りやすいでしょう。

グループディスカッション、就活で初めて経験するという方もいるでしょう。

理想の就職先を勝ち取るためにも、しっかり対策を取って物怖じせず向き合いましょう。