自己分析のポイント

就活で最も重要な、自己分析とは

就活の際にも転職活動の際にも、様々な準備が必要となりますが、最も重要な準備の一つとしてあげられるのが、自己分析です。
自己分析とは、自分がどんな人間なのか、どんな価値観を持っていて、何をしたいと考えているのか等、自分自身の内面をしっかり見つめ直し、自分という人間を理解することにあります。

就活では、企業に自分という商品がどんな人間なのかをアピールして、採用してもらう努力をしていきますが、自分のアピールポイントが分かっていなければ、売り出す方法も分かりません。
自己分析を行なう事で自分自身を見つめ直した結果、自分のアピールポイントが自然と見付かり、自分の強み、弱みを見つけられるようになるのです。
どんなに体裁の良い履歴書や職務経歴書を用意しても、自己PRがキチンと出来なければ台無しですので、まずは自己分析をキチンと行って、己と向き合いましょう。

自己分析のやり方は？

とはいえ、自分自身と向き合うというのは非常に難しく、自己分析をする際に、何から手をつければ良いのか、困っている方が少なくありません。
自己分析を行う際にはいくつかのポイントがありますので、これらのポイントを抑えて、自分という人間を見つめてみると良いでしょう。

まず、自分の価値観を見つめるために、いくつか自分自身に質問をしていきます。将来どんなスキルを持って、どんな人間になりたいのか、何を手に入れたいか、社会や人にどんな影響を与えられる人になりたいのか。これらの質問の答えを書き留めることで、自分が何を重要視しているのか、どんな価値観を持っているかわかります。

特に、社会や人にどんな影響を与えられる人になりたいかという質問の答えは、そのまま自己PRに使える可能性が高いでしょう。
世の中が驚くモノを作りたい、困っている人の手助けを出来るようになりたいなど、正解はありません。自分自身の価値観を見つめ直すことで、応募したい企業の内容も変わってくる傾向にあるでしょう。

自分の過去を振り返り、自分の素直な気持ちを見つめることが重要

自己分析は自分を見つめ直す分析方法ですが、現在の自分を作り挙げているのは、周囲の環境や、過去の経験によるものです。その為自己分析をする際に、自分を見つめ直すためには、自分の過去を見つめ直すことも一つの方法になります。

自分はどんな幼少期で、周囲にはどんな人がいたのか、どんなことを思って、どんなことをしていたのかなど、細かい部分を色々と思い出していくことで、自分のルーツが見え始めます。
とりとめも無い記憶も、洗いざらい書き留めていき、最後に見返して見ると、自分自身という人間が見えてきますので、自己分析の際には、必ず紙とペンを用意して置くことが大切です。

自己分析は、正しい方法さえ理解すれば、自分という人間を理解できる、非常に楽しい時間になります。自己分析ばかりやっていては勿論いけませんが、丸々1日時間を使って自己分析をするくらいは、行うだけの価値があると言えるでしょう。
表面上の自分ではなく、本当の自分とは何なのか、一度きりの人生だからこそ、しっかりと判断することが大切です。