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就活に役立った大学生活での経験

就活でのアピールポイントは大学生活で作ろう

大学生が就職活動を通して、自分の強みを上手にアピールできれば、希望している企業に採用される確率もグッと高まります。それぞれにアピールポイントは異なりますが、特に直近の大学時代に経験したことの記憶は新鮮で、今の自分に近いこともあるため、アピールポイントの題材を話すにはもってこいだといえるでしょう。その時は特に意識もしていなかったけれど、就職活動を通じて結果的に役に立ったと感じることも多いのです。そこで、大学生のうちにやっておくと就活のアピールポイントに役立つおすすめの経験を紹介します。

近くにもきっとある!役立つ経験とは

ここでは、留学やボランティア活動、イベントの開催等の大掛かりな経験ではなくて、身近な大学生活において意識することでも十分にアピールポイントになるであろう経験を見ていきましょう。

アルバイト

アルバイトやサークル活動は積極的に取り組むことで、学びを得る機会はたくさんあります。

アルバイトの場合だと、社会に出てコミュニケーション能力を養ったり、アルバイト先によって向き不向きに気付けるため、これからの就職先を考える上で良い経験となるでしょう。また、「アルバイト先で丁寧な言葉を学ぶことができたので、面接に役立った」とネットの声があるように、社会人としてのビジネスマナーも学べるため、面接の際にそれが活かされる可能性もあるのです。

サークル活動

同様にサークル活動も積極的に取り組むことで、就職活動の際に役に立つ経験はたくさんあります。サークルは、仲間と一緒になって活動していくため、コミュニケーションは必ず必要となります。メンバー間で話し合う機会もあるため、報連相のような、要点をまとめて伝わりやすい話し方を意識する人も出てくるでしょう。
また、サークル活動の種類によっては、リーダシップ力や統率力も必要となるでしょう。例えば、文化祭のようなイベントごとで、何を企画するか、何を出し物とするかをサークル内で話し合います。そこで、自らの考えた企画をプレゼンしたり、それを実行するために周囲をまとめあげたりするでしょう。企画した内容について責任をもつことの重要性についても学ぶことができるでしょう。

集団生活の経験

一人暮らしをすることになった学生はそこでの暮らしにアピールポイントを見つけてみましょう。一人暮らしの経験が就職活動に役に立つのです。なぜならどの企業にもいえることですが、社会に出ると「コミュニケーションスキル」は必須。上司や先輩、同僚とのやり取りから必要な情報を拾い上げ、適切に回答していく場面は毎日のできごとといっても過言ではないからです。

参考:信州大学学生マンション

学生寮や学生マンションの特徴として、学生同士の共同生活環境が整っているため、周囲との協調性や相手に対する礼儀など、コミュニケーションのおいて大切な心構えを身につけられます。ある調査によれば、「まわりを明るくする力」と「心をオープンにできる」という項目では、1人暮らしをしている学生に比べて、学生寮出身者のほうが全体的な自己評価が高く、社交的な性格がうかがえます。

何より、学生寮や学生マンション出身者はすでに就職している先輩から情報を聞き出したり、職場を紹介してもらえる利点があります。一説には、社員からの紹介はあらゆる求人媒体の中で一番質が高いと言われていますし、企業としても求人広告費がかからないため歓迎されます。就活生としても、先輩から職場の情報や、どのような人物が求められているのか聞けるため、企業とのアンマッチが発生しにくい利点があります。

ほかにも、学生寮や学生マンション出身者では、将来のイメージ像がハッキリしている傾向にあり、好印象を持つ採用担当者もいます。このように、学生寮での経験や人脈は、就職活動でも有利に働くといえます。
学生寮は学生が運営している自治寮の他に、民間が運営している寮も存在します。寮によっては、学校が指定されていない所もあるので、近隣大学への人脈も作れます。学生の場合は、一度学生寮や学生マンションを探してみるといいでしょう。

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