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履歴書

志望動機作成のポイント

その人の適正ややる気を図る、志望動機の重要性

履歴書作成時はもちろん、面接の際にも必ず聞かれるのが、志望動機です。どうしてその会社に入りたいと思ったのか、会社に入ってどんなことをしたいと思ったのかを答える質問で、この志望動機の答えによっては、面接官にその場で不採用と思われる可能性が高いでしょう。

志望動機というのはそれだけ重要なポイントで、その人が企業に向いているかどうか、その人の適正や、やる気を図る判断基準となります。
志望動機によっては、その場で採用を決意される可能性もあるため、気合いを入れて考えましょう。

志望動機は恋愛と同じ!そこじゃないとダメな理由を述べましょう

ハートの風船
志望動機は恋愛と同じで、異性のどこが好きなのか、その人のどこが好きで付き合いたいと思ったのかを、本人に伝える行為になります。
相手に告白をする際に、好きな理由を聞かれたときに、顔が好き、声が好き、何と無く良い雰囲気だから好き、という理由では、余程の事が無い限り、相手の心を動かすことが出来ないでしょう。

それと同じように企業の場合も、企業に興味を持った理由を、出来るだけ具体的に、その企業ならではの特色、強み、良さを答えないと、まず採用はされません。
志望動機を考える際には恋愛と同じように、その企業だからこそ良いと思った理由を、具体的なエピソードなどを踏まえて伝えることが大切です。

例えば、企業が行っている事業をフューチャーしたり、そこで働く従業員の方をピックアップしたり、企業の経営方針や企業理念を含めて話をすると、相手に伝わりやすくなります。
好きな人のことをより詳しく知ってから告白をした方が成功率が上がるとの同じで、企業分析をしっかりと行った上で、他の所にはない良さがあるからこそ応募をしたという事を、1つ1つ伝えていきましょう。

NG志望動機を言わないように気を付けて

表面上しかなぞっていない、端的な志望動機は勿論ですが、他にも、アピールをするつもりがマイナス評価にしかならないようなNG志望動機もありますので、注意が必要です。
例えば、家から近いからという理由はもちろんの事、将来起業をする為のスキルを身につけたいからという理由も、将来的に辞める事を前提としている志望動機ですのでNGになります。

また、色々と勉強をしたいから入社したいという、一見努力家の印象を与える志望動機もNG。会社は学校ではなく仕事をする所で、自分が出来る事を積極的にやっていく必要がありますので、受け身の体勢の方は避けられます。いつまで経っても学生気分でいそうな人は困ると考える面接担当も多く、あまり良い印象を伝えることができません。

もし志望企業に同じ大学のOBがいるのなら、OBを訪問して、就活時の志望動機を教えてもらいましょう。現在まだ3年生以下の場合は、先輩たちがどのような志望動機を書いているのか見せてもらうと参考になるはずです。

また理系の中でも、医学部は学閥が存在することがあります。
東京大学医学部出身者の鉄門閥と、京都大学出身者の京大閥、そして慶應義塾大学出身者の三四閥です。
志望の就職先のOB状況によっては能力と関係なく不利になる可能性があるので、先輩からよく話を聞くといいでしょう。上級生からの情報収集の影響は大きいので、1年生の段階から寮や学生マンションに住んでおくと、後々有利に働くことがあります。
学年の途中からでも転居を考えてみてもいいでしょう。
東京大学生向けの学生マンション一覧【学生マンションドットコム】
慶應義塾大学の学生マンション情報【学生マンションドットコム】

このように、NGな志望動機はいくつかありますので、アピールするつもりが不採用理由になってしまわないように、その理由を言われたら相手がどう思うか、考えることが大切です。
自分が採用担当側だったとしたらこの志望動機はどう思うか、発想を逆転させて、相手の気持ちに立って物事を考える事で、恋愛と同じように、相手からの印象も良くなるでしょう。