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機械

機械・電子機器設計の仕事内容

製品を作るのに欠かせない、機械・電子機器設計の仕事

機械・電子機器設計の仕事は、機械や電子機器を設計する、設計担当エンジニアとして知られています。機械をどうやって動かすのか、目的とした効果を得るために機械をどう動かしていくのか、など、電子機器のパーツ1つ1つ1つから、様々な機器を作り挙げるプロフェッショナルです。

機械と一口に言っても、作る機械は様々。パソコンや冷蔵庫、テレビ、電子レンジに至るまで、機械と呼ばれる有りとあらゆるものを設計し、一からゴールまで作り挙げていくのです。
設計が主な仕事ですので、同じ商品をたくさん作るのではなく、試行錯誤を重ねて色々なタイプの製品を作り、より性能が高い商品を作り挙げる努力をしていきます。

商品製造は、メーカーから依頼されて、各種家電や電子機器を作る場合もあれば、独自に作り挙げた商品を売り込んで販売してもらう場合まで、お客さまに製品が届くまでのルートは色々とあるでしょう。
企業に就職して働くという場合が多く、企業のエンジニア部門、開発担当部門として、日々商品製造を行っているのです。

専門分野に特化した、高い知識や技術が必要

機械・電子機器設計の仕事は、機械そのものを一から作る仕事ですので、専門分野に特化した、高い技術や知識が必要となります。機械の基本的な知識はもちろんの事、何をどうしたらどういう効果が得られるのか、応用的知識と技術、更には、発想力が求められる仕事です。

一から全てを開発していく、オーダーに基づいた製品を作っていくために、より効果が高い、より理想的な仕組みで動く機械を研究し、突き詰めていきます。
正解は1つではなく、何パターンも出てくる事もありますので、どの正解が一番クライアントが臨むものなのか、広い視野で考えた上で、設計を行う気配りも重要なスキルです。
言われたことしかやらないのではなく、むしろ、言われていないことをどんどんやっていかないといけない仕事と言えます。

根気強さと粘り強さが欠かせない仕事です

こちらの仕事は場合によっては、正解が見付からず、苦悶する日々が続く可能性もあるでしょう。どうすれば理想的な設計に辿りつけるのか、正解がみえずに、自暴自棄になってしまう方も少なくありません。
ですが、決められた期間内に、決められた物を作り出すことが仕事ですので、とにかく根気強く色々とチャレンジする、粘り強くチャレンジするという、精神的な強さも求められる仕事になります。

勤め先によっては、納期やコストが非常にカツカツで、様々な厳しい制限の元、設計を行わないといけない場合もありますので、より難易度が高まると言えるでしょう。
そんな中、自身の知識と技術をフル稼働することで、納得の出来る設計、理想的な完璧な設計を作り出した瞬間こそが、機械・電子機器設計の仕事の一番のやりがいになります。