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研究

研究職の仕事内容

研究に次ぐ研究!研究職の仕事内容

専門職として知られる研究職ですが、仕事内容はその名の通り、研究をすることになります。専門分野において新しい商品の研究、他クライアントの意向に応じて新しい成分の研究など、様々な研究を行っていくのです。
研究職によって研究された内容を元に商品開発が進められる事がほとんどで、新しい商品を生みだす、商品を作り挙げるベースとして、重要な仕事と言えるでしょう。

研究内容は所属する場所によって全く異なります。美容化粧品、健康食品、化学繊維の研究など、有名メーカーの商品開発の根本を担う仕事もあれば、メーカーには所属せず、大学院などの研究機関に所属して、自分の好きなテーマを熱心に研究する方もいるでしょう。
メーカーなどの場合はより安定したお給料が貰える分、所属する機関に合わせたテーマを研究する必要があり、大学院などの場合は、自分の好きなことを研究できる分、お給料が少なめという傾向にあります。

どちらの場合も、成果を残さないといけない厳しい仕事ですので、プレッシャー、仕事への重圧が多くのしかかるという方も多いでしょう。
精神的な強さを持つことはもちろんですが、発想を豊かに持つこと、何かあったときにすぐに対応出来る、対応能力が求められる仕事です。

原因究明、分析なども仕事となります

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自分たちの研究を元に作られた商品が世に出回った際に、万が一何かトラブルがあった場合。すぐさま商品回収が行われ、どうしてその自体が起きたのか、原因究明を行なう事も仕事に1つになります。

例えば、健康食品を摂取したお客さまが、具合が悪くなったという場合。成分の徹底分析、更に、その時のお客さまの状況や体質(どういった状況で商品を摂取したのか、アレルギーの有無など)の確認を行い、仮説を立て、実験分析を行っていくのです。
結果導き出された答えを元に、何が原因で具合が悪くなったのか、具体的な証明と共に答えを見つけ、開発職や営業職など、チームに連絡をしていきます。
商品が原因となっている場合もあれば、商品が原因となっていない場合もありますので、非常に丁寧な分析が行われていくでしょう。

キャリアアップで管理職側になる事も

長年仕事を続けて成果を出してきた場合、一研究員としてではなく、プロジェクトリーダーや研究所所長と言った、キャリアアップを出来る機関が少なくありません。
キャリアアップをすることで、研究職の他にも、経営に携る仕事を行えるようになるなど、新しい分野で活躍できるチャンスも拡がります。
勿論希望があれば、現場に残って研究を続けることも可能ですが、研究者を指揮して、自分の指示の元スムーズに研究を行えるようになる点も、プロジェクトリーダーや所長ならではの特権と言えるでしょう。